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最近マンションタイプの空間で、サロン・治療院を開業されるオーナー様が増えています。マンションサロン(治療院)のメリット・デメリットはこちらの記事に詳しく書いておりますので、ご一読くださいね。
マンションサロンのネックは、キッチンからの生活感!
さてマンションサロン(治療院)での空間づくりを考えていく上で、大きなハードルとなるのが【生活感が出てしまう】こと。特にキッチンをどう隠すか?を悩まれている方も多いのではないでしょうか?
独立キッチンだったり、LDKをサロン空間などに使われない(通り抜けもされない)場合は、キッチンの存在に悩まなくても良いのですが・・・
大抵のキッチンは、ワンルームマンションの場合は玄関からサロン部屋(施術室・待合室)に繋がる通路。複数の部屋があるマンション空間なら、待合室などに使いたいLDK空間にカウンターキッチンとして、お客様に見える半オープンの形で設置されていることが多いです。
自力でキッチンを隠すのは難しい?!
半オープンのキッチンをどうやって隠すか?正直、自力でしっかりキッチンを全て隠すことは難しいと言わざるを得ません。持ち家のマンションならカウンター上にロールスクリーンなど設置して隠す方法もありますが、賃貸ならばロールスクリーン設置自体がNGという判断になることもしばしば。
市販のパーテションでとりあえず下の方だけ隠したり、突っ張りカーテンを掛けたり、いずれにしてもキッチンから漏れ出る生活感を隠せたか?というと、それは否となってしまいます。
ココティエがご提案するキッチンの隠し方
基本的にココティエでは、LDKのキッチン前に間仕切り壁を建てて全て隠し、そのスペースをスタッフルームにするプランをご提案させていただくことが多いです。勿論、【現状復帰できる!】はデフォルト!現状復帰ができることは、大きなメリットです。
(ちなみにサロン移転で、ココティエで建てたこのDIY間仕切り壁を撤収させていただいた経験もあります。サイズにもよりますが半日も掛からず撤収。床も壁もどこも傷めておらず、無事大家さんに引き渡しが完了しました。)
Before・マンションサロン実例・カウンタータイプのキッチン
After・マンションサロン実例・カウンター上に間仕切り壁をDIYで建て、クロス仕上げ。上部に照明+可動棚・固定棚設置。
カウンター上の空間は全面壁なので、その向こう側にキッチンがあるとは思えませんよね。またこのDIYで建てた間仕切り壁なので、クロスはお好みで自由に選べる・棚などの設置も可能となりました。ちなみにキッチンの出入り口は天井からのカーテンとなっています。
フルオープンのキッチンの場合でも、同じです。
Before・マンションサロン実例・キッチンが丸見えのダイニングキッチン・コードカーテンでなんとなく目隠しするもののキッチンは丸見え。この空間がカウンセリングスペースとなっていました。
After・マンションサロン実例・間仕切り壁をDIYで建て、クロス仕上げ。可動棚設置。床全面にタイルカーペットを敷き詰めて設置。
↑マンションの中央部で窓も無い狭いダイニングキッチンスペースだったので、最初はキッチンの目隠し壁を建てると益々部屋が狭く圧迫感を感じれるのでは?とご不安もあったようです。でも実際にきっちり壁で仕切ると空間がスッキリと見えて、狭さも感じません。(勿論、カウンセリングで使っていたダイニングテーブルを撤去したことも、空間を広く見せる一役をかってはいます。)
壁をDIYする費用と時間
気になるのは費用と時間ですよね。費用は現場の状態や壁のサイズなどにもよるのですが、国産の壁紙を貼った場合は大体材料費で7~10万程度。時間は2~2.5日で完成します。
これに別途ココティエのサロン空間づくりプランのサービス料金が掛かるわけですが、このサービス料金はこの壁を建てるためだけの料金ではなく、サロン空間全体のインテリアコーディネートプラン提案・材料・インテリアアイテム調達、そしてサロン全体の空間づくり作業(DIY)の一部なので、かなりリーズナブルであることはご理解いただけるかと思います。
以前、工務店に同じようにキッチンを目隠しする壁造作を見積もられたクライアント様は、120万のお見積りだったとのこと。(ちょっとこれは高すぎる気もしますが・・・)
クライアント様からの感想
お客様は外は普通のマンションなのに中が別世界のサロン空間なのでギャップに驚かれ、とても大好評です!キッチンを隠した壁も最初からあった壁だと思われていて、自分たちでDIYしたとお伝えすると更に驚かれます。皆様とても素敵なインテリアだと喜んでくださるので、難波さんにお願いして良かったです!
キッチンスペースを隠してスタッフルームにしたこと、本当に便利です。ストックやカルテとかも結構収納できて、レジ業務もスマートにできますね!スタッフルームのスペースは無いと思っていたので、それができて本当に良かったです。
賃貸のマンションサロンは、現状復帰は出来ない大掛かりな改装工事の許可が大家さんからおりないケースも多いです。でもマンションであろうと自宅であろうとテナントであろうと、サロンという店舗空間であることに違いはありません。サロンに来られるお客様は施術のみならず非日常感のある時間・空間の提供も期待されているものなので、その期待にきっちり添えるようにしていきたいものですよね!
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