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現状復帰が可能なおしゃれな壁紙を貼りたい!

2023.04.21 update

大抵のサロンオーナー様は賃貸物件でサロン経営をされています。その中でも特にマンションタイプの物件は、賃貸関係が終了時に現状復帰がマストが殆ど。

壁紙がどこにでもある普及タイプ(つまりは安っぽい)の白一色。現状復帰という縛りの中で、どうすれば良いのか分からないと悩んでおられるオーナー様も多いのではないでしょうか?


今回の記事では原状復帰可能な壁紙の詳しい情報とともに、それらの壁紙を使用したサロン空間の実例のいくつかをご紹介させていただきます。


シールタイプ vs 剥がせるノリタイプ

最近のDIY市場の拡大に伴い【貼って剥がせる壁紙】が入手しやすくなってきました。さて先ずここでポイントなのですが、この【貼って剥がせる壁紙】と謳うものには、シールタイプの壁紙ノリ跡が残らずキレイに剥がせるノリを使用して貼る壁紙の2種類があります。

一見シール壁紙の方がお手軽で良いようにも思えますが・・・私はキレイに剥がせるノリで貼る壁紙の方をオススメしています。

①DIYの作業性比較(施工性)

確かに”ノリを別に用意しないといけない。””ノリを塗る手間が増える。”という点は、ハードルを上げる要素です。でもシール壁紙は正直扱いが難しい!つまり案外貼るのが難しい!!何度でも貼り直せるものなんだから、失敗しても大丈夫!?

(ソンナコトナイヨ!スマホのあんな小さな面でもあの保護フィルム貼るのって難しいよね。息止めて慎重に貼るよね。でも結構失敗するよね。スマホ面よりもっと大きな壁面で簡単に貼れると思う?!)

キレイに貼ったつもりでも隣の壁紙の間に1㎜程度のすき間ができてしまった!まっすぐ貼ったつもりだったけど、微妙に斜めになっている!模様を合わせたつもりだったけど、少しズレちゃっている。少しずつ空気を抜きながら貼ったのに、ポコッと膨らんでいる。

↑↑↑これらは壁紙貼りのDIY時にしょっちゅう起こるアルアルです。これらが起こった時に、シール壁紙だと泣く泣く貼った壁紙を剥がして貼り直すことになります。確かにまぁまぁキレイに剥がせはするけれど、剥がした時に粘着面同士がくっつく。変な折れシワができて元に戻らない。貼り直している間に粘着力が弱まり角っこがめくれちゃう。正直心が折れることが結構起こります。


その点剥がせるノリで貼った壁紙は、貼ったまま少々のすき間やシワ・膨らむは直すことができます。(スキマは貼ったままググっと壁紙を寄せる。シワや空気の膨らみは撫でバケで撫でる。)たとえ一度剥がして貼り直すことになっても、シール壁紙以上に簡単に剥がせるし、ノリがついた壁紙裏面同士を重ねても大丈夫です。


ノリが乾くほどの長時間の放置はNGですが、ちょっとコーヒーを一杯でも飲んで一息入れて気持ちをリフレッシュさせてから、もう一度壁紙を貼り直すことはできます!

つまり私の個人的感覚だとDIY作業的に簡単なのは【剥がせるノリで貼る壁紙】の方なのです。


②用意すべき道具比較

ノリではる壁紙はいかにも本格的で特殊な道具が必要そうですが・・・キレイに貼ろうとするならば、シール壁紙でもノリタイプでも用意すべき貼るための道具はさほど変わらないです!違いはノリで貼る壁紙は撫でバケで空気を抜きますが、シール壁紙はスキージーを使います。あとの道具は私は同じように使っています。

楽天のRestaで販売されている壁貼りセット

DIY中級と表記されているのでハードルを高く感じられるかもしれません。でも、そもそも壁一面のアクセントクロスを貼ろうとすることはDIY中級レベルなのです^ ^これらに私は長い定規も使用しています。長い定規はシール壁紙であろうが、ノリタイプであろうがある方が便利です。

ノリタイプが追加で用意しないといけないのは、ノリを入れるバケツとローラバケやハケです。そしてこれらの道具は、大抵のホームセンターで入手可能です。

③デザイン・バリエーション比較

サロン空間で使う壁紙という点から考えたら、デザイン・バリエーションが豊富なのは断然剥がせるノリで貼る壁紙です。


この剥がせるノリが使用できるのはフリース(不織布)素材の壁紙です。もし国産壁紙に多いビニールクロス(表面が塩化ビニール・裏面が紙製)や、紙製の壁紙に剥がせるノリを使用すると接着性が弱く剥がれてしまう可能性があります。


そしてフリース素材の壁紙が豊富なのは輸入壁紙です。(紙製のモノも多いので素材確認にはご注意を!例えばウィリアムモリスの壁紙は紙製が多いです。)輸入壁紙なので無難でベーシックな色・柄展開が殆どの国産壁紙やシール壁紙とは違い、美しく微妙なカラーバリエーション・芸術的で凝った柄も多いです。

④コスト比較

コストの面で見れば、シール壁紙の方が安いモノもあります。一方フリース素材の輸入壁紙は、色や柄・そして価格も千差万別。1ロール(主に10m巻)・5万円越えするものがあるかと思えば、シール壁紙とさほど変わらない価格帯のものあるのです。


↓DIVINE SAVAGES(ディバイン・サビジェズ)社の職人の手によるため息ものの壁紙。1ロール・¥47,300(税込)のため息ものの壁紙。(画像は輸入壁紙ショップワルパからお借りしております。)


以上のような比較の結果、現状復帰可能な壁紙は剥がせるノリで貼る壁紙=フリース壁紙を私はクライアント様にご提案することが多いのですが、特によくオススメする壁紙ブランドはドイツの老舗壁紙ブランド・rasch(ラッシュ)イギリスの老舗壁紙ブランド・GRAHAM & BROWN(グラハム・アンド・ブラウン)です。


特にraschはリーズナブルな価格帯(7,700円/1ロール)のものも多く、でもその割に色や柄も豊富そして表面にリアルな凸凹など施されたた凝ったテクスチャー感のあるので色々な現場で使っています。


最後に現状復帰できる壁紙を貼ったサロン空間の実例をご覧ください。

兵庫県・西宮市・ネイルサロンALICE様実例
使用壁紙・Graham & Brown / Venetian Damask Grey 33-373

大阪・大東市・リラクゼーションサロン・Hello Good Day!様実例
使用壁紙・rasch ラッシュ / 426014 (Brick Lane)

大阪・リラクゼーションサロン様実例
使用壁紙・rasch(ラッシュ) / 937404 (home style)

大阪・枚方・小顔リンパサロン トッコボディケア様実例
使用壁紙・Vavex / Wall For Vavex MG11704 (1211704)

大阪府・枚方市・カウンセリング&コーチング Doc&Marty様実例
使用壁紙・rasch ラッシュ / 429282 (Factory IV)

大阪市・ウェスティンホテル内・辻野夢鍼灸院様実例
使用壁紙・MISSONI HOME / ORIENTAL GARDEN 10010

神戸市・鍼灸院様実例
使用壁紙・rasch ラッシュ / 428209 (Factory IV)

京都府・宇治市・リンパケアサロン様実例
使用壁紙・rasch ラッシュ / 418408 (Club)

東大阪・ピラティススタジオ様実例
使用壁紙・Brooklyn Tins by merci “J Edition” / TIN-J3

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