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どんなに施術が効果的で素晴らしくても、どんなにオシャレで素敵なサロンインテリアでも、掃除がきちんと行き届いていないと全てが台無しです。
家族間では「少々汚れていても死にはせんよね~」と済ませられても、サロンでは決してそうはいきません。キレイの基準値・気になるポイントは千差万別。自分ながらのキレイの基準値ではなく、誰にとっても高いキレイの基準値を目指したいものです。
とは言え、もしアナタが「少々汚れていても・・・」の汚れに対して大らかなタイプだったら、正直どこを念入りに掃除したら良いのか?何を掃除モレしてしまっているのか?、自ら気が付くことはなかなか難しいことだと思います。お客様も「なんか汚くて嫌だな。」と内心思っても、それを伝えてくださる方って少ないですしね・・・。
そこで今回は、サロンの空間別のお掃除ポイントについて書かせていただきます。
玄関のお掃除ポイント
玄関はサロンはお客様を最初にお迎えする空間であり、サロンの第一印象を作る大事なスペースです。
◆基本、サロン営業には関係無いモノや靴が出ていないことは整理収納面での大切なポイント。
普段は出したままにしておきたい(キーケースなど)モノでも、サッとしまえるスペースを靴箱内に作っておかれることをオススメします。
◆掃除は掃き掃除と拭き掃除のダブル掃除をこまめに。床面だけでなくドアや壁などの垂直面の拭き掃除も忘れずに。
私は玄関に古いハンドタオルと水で薄めた洗剤液(台所洗剤とかでOK)を入れたペットボトルを置いています。タイルが泥で汚れたらそれらを取り出し即拭けるので、拭き掃除のハードルが下がります。(サロンのお客様にはどうかと思いますが、雨の日には大きめな古タオルをドア前のタタキに広げ、しっかり靴裏を拭いてから中に入ることが我が家のルールです。先ず、なるべく汚さないことが大切!)
小さなビニール袋を靴箱内に置いておくのもオススメ!枯れ葉・花がらなど見つけたら即捨て!
◆匂いにも気を付ける。
自分の家の匂いは正直わかりません。玄関の匂いの元は靴箱から。湿気がこもらないよう靴箱の扉を開けて通気。他、ペットのエサとかも意外と匂うので、玄関近くに置かれないようにしてくださいね。
科学的な匂いが苦手な方も多いです。ハッカオイルやアロマオイルで良い香りをプラスしてください。ストックのトイレットペーパーの紙芯内側などにアロマオイルを垂らすと自然な香りが楽しめます。
◆うす暗い玄関も印象が悪いです。電球色(黄色ぽい)の明るい光でお迎えしたいですよね。もし今の玄関照明がW数が小さく蛍光灯(青白い)の光色の電球を使っているならば、W数を上げて電球色のLED電球に変更してください。
LEDは一般的な白熱電球に比べてはるかに消費電力が小さいので、40W用の照明器具でもLED電球なら100Wでもつけることができますよ!(100W相当のLED電球の消費電力は13W前後!)
トイレのお掃除ポイント
トイレはサロンの衛生に対する価値観が見える空間です。徹底的に清潔さを保つことが大事です。トイレ掃除は毎日のレギュラー掃除に加えて使用後に度々するチョイ掃除をされることをオススメします。
◆トイレの便器内を洗剤とブラシで掃除。頑固な汚れが付着しやすい便器ふち裏は、トイレットペーパーを敷き詰めハイター液をかけ暫く放置する”湿布掃除”も効果的です。
◆便器をはじめとした室内全部を掃除シートで拭く。レバーや操作パネルも忘れずに。
・便座表・裏
・便器全体
・レバーや操作パネル
・ペーパーホルダー
・ドアノブや鍵
・手洗い部分
・壁
・床
◆床はザッと掃除機をかけてから、拭き掃除もオススメ。
トイレ掃除用の掃除機ノズルを別途購入すれば、抵抗感なく掃除機掛けができます。
◆天井の換気扇フィルターや照明のホコリにも気を付けて。
◆掃除道具もいつも清潔に!ブラシ入れに溜まった水も掃除の都度捨てること。
◆トイレットペーパーやタオルペーパーが残り少なかったら補充や交換を。
余談ですが、トイレ室内に商材のポスターやPOPを掲示するのは、サロン室内で案内するより遥かに効果的とのことです(*´艸`*)貼りすぎるのはちょっと”売らんかな”の圧がありますが、おすすめのピックアップ商品のご紹介を定期的に掲示するのは良い手だと思います。ポスターを貼る時は、直に貼るのではなくお知らせボードなどを使ってくださいね。
洗面所のお掃除ポイント
洗面所は基本お客様には使っていただかないというスタイル(ホットタオルをお渡しする)のサロンもあります。でもしっかり手を洗いたい・コンタクトを入れたいなど洗面所のご使用を希望される場合もあるので、やはり行き届いた掃除はしておきたいですよね!
◆洗面台の上は、家族の歯ブラシ・ヘアスプレーなど出し放しにしない!
◆洗面台は水で濡れたままにしない。
◆蛇口などの金属部分は、ピカピカがデフォルト!
◆排水口のお掃除はこまめに!排水口は嫌の臭いの元になります。
排水口に1カップの重曹(カップ1)を振り入れ、そこに1/2カップのクエン酸を溶かした60度程度のお湯を注ぐ。ブクブクと発泡するの30分くらい放置。その後メラミンフォームや古歯ブラシで掃除を週一程度。
◆ホコリ&髪の毛にも注意!床のみならずブラシに絡まる髪の毛にも気を付けて!
サロン部屋のお掃除ポイント
基本は部屋の掃除方法となんら変わることはありませんが、頻度はこまめに心掛けてください。
◆掃除の手順は、上から下が基本。先ず天井・照明・カテーンレールの上などから高いところから掃除を始めて、最後に床の掃除となります。
高いところのホコリはハタキで下にはらい落とすのではなく、そのままそっと取ってしまいたい。(空中に舞ったホコリが完全に床に落ちるまで約2時間掛かるそうです。)静電気でホコリをそのままキャッチできるハンディモップが便利です!高い所は延長柄を付ければOK!
繊細な調度品や化粧品ボトル・サッシの溝や観葉植物などハンディモップでは掃除がしにくい場合は、マイクロファイバー製のお掃除手袋がオススメです。100均一でも売っていますよ!
◆床掃除は、クイックルワイパーと掃除機の併用がオススメ!
掃除の順番に気を付けて!クイックルワイパー(ドライ)での掃除は、掃除機をかける前にしてくださいね。
◆拭き掃除もこまめに!裸足になることが多いので、意外と床面は皮脂で汚れています。拭き掃除=福掃除♡しっかり拭き上げて掃除をすると、空気が変わります!私はなんか運気が停滞気味?!(そんなにスピリチュアルに詳しくありませんが)と思ったら、拭き掃除で空間も心も浄化しています。
★ちょうど良い湿り気の雑巾の作り方
・濡れ雑巾サンド→濡れ雑巾を一枚作り、それを乾いた雑巾の上に置き四つに畳む。(ミラーや窓ガラスの拭き掃除にオススメ・乾拭きの手間が省けます。)
・半分だけ濡れ雑巾→雑巾を半分濡らす。そして濡れていない部分も一緒に全体で絞る。ウエットシートのような適度な湿り気になります。(床掃除にオススメ)
◆ワゴンやマシーンなどの汚れは大丈夫ですか?オイルやクリームなどのベタベタ汚れにホコリが付着すると頑固な汚れになってしまいます。こまめに拭き掃除してくださいね!
見落としがちな掃除箇所
・スイッチプレート
・お着替え箱の中
・ドレッサーの引き出しの中
・巾木の上
・コンセントまわり
・アロマポットのお皿
・額など壁の飾り物
まとめ
たくさんの掃除項目や箇所にウンザリされたサロンオーナーさんもいらっしゃるかもしれません。でも一度徹底的に掃除してしまえば、後は日々の短時間の掃除で済みます。トイレなど掃除を手強く感じる場所は、お掃除のプロに頼るのもオススメです。とにかく汚れは溜めない!が、一番の掃除の極意です!
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